POG2012-13寸評0101-0150
※お断り
この寸評は、あくまで実際の競馬に於いて求められる能力とは異なった能力を要求する「POG」というゲームにおいての評価にすぎません。
例えば、晩成傾向の血統やダート馬は、それだけで評価が下がりますが、
2歳夏から動ける早熟血統だと、1勝プラスα程度の能力でも、高評価だったりします。
これらの評価は、あくまで「POG」というゲーム上におけるものです。
寸評0101 タイキミステリーの10 牡
父タイキシャトル
母タイキミステリー（母父Green Forest）
主取（セレクトセール2010）
2011年7月29日執筆
半兄ナムラビッグタイム（2歳OP2勝2着2回、3着NZT、ファルコンS）、半姉タイキメビウス（3着アイビスSD）
兄姉に重賞入着クラス、特に兄はPOGで指名できればこんな美味しい馬はいない、ってタイプだった。
しかしながら、母17歳時の産駒、短距離傾向の強い血統で早期デビュー以外の旨みなし、期間内2勝馬はナムラビッグタイムしかいない、などPOGでは狙いづらい要素のほうが強い。
ここは一旦スルー、早期デビュー組として名前が上がるようならその時はその時、位の扱いが正解か。
評価：E
寸評0102 ソニックグルーヴの10 牡
父ディープインパクト
母ソニックグルーヴ（母父フレンチデピュティ）
落札価格8000万円（セレクトセール2010） 近藤利一氏
2011年7月29日執筆
この血統、祖母の初仔もアドマイヤが持っていったけれど、気合入れて買ったんだろうなあ。
不安なのは母がデビュー出来なかった原因である脚元なんだけれど、個人馬主に渡った1頭は問題なく新馬勝ちしている。
この馬もある程度期待出来るのではないだろうか。アドマイヤソニックだけれど。
評価：D
<2012年5月2日追記>
優駿5月号013
馬主：近藤利一氏 栗東・友道
いい調教タイムをたたき出しているようだが、所詮アドマイヤの友道だし、母の産駒も脚元に不安がある馬が多い。
この厩舎なら、とりあえず安心のスルーで。
評価：E
寸評0103 タイキプリンセスの10 牝
父フジキセキ
母タイキプリンセス（母父Kingmambo）
主取（セレクトセール2010）
2011年7月29日執筆
近親タイキエルドラド（アルゼンチン共和国杯）、タイキトレジャー（函館スプリントS）
母の兄2頭が重賞勝ち馬と良血ではある。
ただ、現3歳までの上3頭JRA未勝利ではそれでも狙いづらい。
主取、ってこともあってスルーしておこう。
評価：E
寸評0104 キャニオンジュノーの10 牡
父ゼンノロブロイ
母キャニオンジュノー（母父デヒア）
落札価格1000万円（セレクトセール2010） 池谷誠一氏
2011年7月29日執筆
近親オースミステイヤー3着京都新聞杯ほか
母の産駒で唯一の勝ち馬も初勝利はダービー週で、晩成タイプだった。
POGでは狙いづらいタイプで、落札価格からもスルーが賢明か。
評価：E
寸評0105 スペシャライズの10 牡
父クロフネ
母スペシャライズ（母父スペシャルウィーク）
落札価格1500万円（セレクトセール2010） 近藤利一氏
2011年7月29日執筆
近親リザーブユアハート（函館3歳S）
母の長兄は早期デビューで重賞勝ち。早熟、と言い切ってしまった大川慶次郎氏が馬主から怒られるほど早熟だった。
母自身はキャロットFの募集馬で、晩成気味に3勝を挙げたがPOGで活躍できる血統的裏付けはある。
一応、馬主も入厩先などから期待度の類推出来る大馬主。春まで情報を待ちたい。
評価：D
<2012年5月19日追記>
まるごとPOG170ページ
栗東・友道
ダートデビューか。スルーしておいていいや。
評価：E
寸評0106 プレンティオブラヴの10 牡
父ジャングルポケット
母プレンティオブラヴ（母父コマンダーインチーフ）
落札価格1150万円（セレクトセール2010） 島川隆哉氏
2011年7月29日執筆
トーセンさんはこういう日高の馬をセールで結構買っているんだよね。
社台一辺倒じゃないあたりはいい馬主だと思うんだ。
トーセンの中で期待されているならいい厩舎に入るだろうし、とりあえず春先の情報を待とうか。
評価：D
寸評0107 スプリングアマインの10 牡
父ファルブラヴ
母スプリングアマイン（母父タヤスツヨシ）
落札価格1000万円（セレクトセール2010） 丸山担氏
2011年7月29日執筆
ファルブラヴの牡馬ってのは指名する気にならんなあ。
ランキング外な種牡馬だから調べてないけれど、POG期間の活躍馬は牝馬ばかりの印象。
評価：E
寸評0108 アドマイヤトパーズの10 牡
父キングカメハメハ
母アドマイヤトパーズ（母父アドマイヤベガ）
落札価格1500万円（セレクトセール2010） ユニオンOC
2011年7月29日執筆
近親アドマイヤフジ
母の全兄にアドマイヤフジ。
このブログでやっている対決POGは、アドマイヤフジの馬体に一目ぼれしたものの既に地元POGドラフトが終了していたため、なんとか別口でと声をかけたのが始まり。
結局その年は実現しなかったが、翌年、やはり地元POGのルール上指名できなかった（先にプロテクトされてしまった）ダイワスカーレットの指名で対決POGはスタートした。
そんな俺お気に入りの名馬、アドマイヤフジの全妹の仔。
アドマイヤフジは本当に強い馬だったし、一口出資したい気分でもある。
いずれユニオンに入会しようか、と思っていたんだが、この馬のために予定を早めようか。
……続きはユニオン編で、だった。先走ってしまったぜ。
評価：C
<2012年3月1日追記>
募集価格2310万円（ユニオン） 美浦・松山将
クラブの先行募集、というのは結構結果が出ていて、狙いどころ。
しかも初のセレクトセールでの購買。
クラブ的に相当期待のプロフィールだろう。
評価：C
<2012年5月13日追記>
まるごとPOG58ページ
コメントを読む限り晩成タイプだな。POG向きじゃない。
評価：E
寸評0109 クラッシーシャーロットの10 牡
父アグネスタキオン
母クラッシーシャーロット（母父A.P. Indy）
落札価格2500万円（セレクトセール2010） 前田幸治氏
2011年8月1日執筆
現3歳の全兄は初勝利のあと屈腱炎を発症してしまい既に登録抹消。
このあたり、アグネスタキオンの産駒の脚元が気になるところではある。
それでも、アグネスタキオン最終世代。兄の無念を晴らすことを含めてちょっと期待したい1頭。
評価：D
寸評0110 セメイユドゥヴォンの10 牝
父ネオユニヴァース
母セメイユドゥヴォン（母父Sadler’s Wells）
落札価格1470万円（セレクトセール2010） 坂本浩一氏
2011年8月1日執筆
近親ローマンエンパイア、コンゴウリキシオー
祖母の姉たちからは活躍馬が出ているが、その中ではイマイチな分枝。
ネオユニヴァース牝馬、ってのも狙いづらいし、このレベルだったら他に変わりになる指名馬がいるんじゃないか。
評価：E
寸評0111 レッドリンクス 牡
父ゼンノロブロイ
母エナジーストーン（母父ジェイドロバリー）
落札価格1750万円（セレクトセール2010） グローブエクワインマネージメント
2011年8月2日執筆
近親ダイナコスモス
母は相当仔出しが悪いようで、まだ5番仔だが、これが母18歳時産駒ということになる。
高齢出産というのはネックだし、ダート馬っぽい血統だしでこれはスルー。
評価：E
<2012年3月4日追記>
募集価格2400万円（東京TC） 栗東・大久保龍
一応調教は順調な模様。ただ、予定厩舎もソコソコ程度のところだし、評価を変える程の出来ではなさそう。
評価：E
寸評0112 ヒゼンウタヒメの10 牝
父マンハッタンカフェ
母ヒゼンウタヒメ（母父スキャン）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月2日執筆
父マンハッタンカフェ×スキャンという配合は今年指名したセトブリッジと同じ。
この馬がイマイチ最初走らなかったなあ、と思ったが、同じ配合だとレッドアゲートがフローラSを勝っている。
あまり多くない配合から結果が出ているわけだし、セトブリッジもレッドアゲートも新馬戦の着順は同じ。
俺の指名馬にはなんとなくまだ期待できそうな気がしてきたので、この馬も主取ではあるが今後に期待できることにしておこう。
評価：D
寸評0113 アヴェニューズレディの10 牡
父ダイワメジャー
母アヴェニューズレディ（母父Avenue of Flags）
落札価格1400万円（セレクトセール2010） 金子真人HG
2011年8月2日執筆
上2頭が賞金ゼロで引退、ってのは狙いづらいなあ。
金子真人HGってのは気がかりなんだけれど。
現時点では消し。
現2歳がこれまで以上の結果を出して、かつ春の情報でいい厩舎に入るようだったら再検討なんだが。
評価：E
寸評0114 チェリッシュレディの10 牡
父シンボリクリスエス
母チェリッシュレディ（母父バブルガムフェロー）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月2日執筆
シンボリクリスエス×サンデー系って配合だけで問題なく消しなんだけれどなあ。
母の産駒成績だって特筆すべきものないし。
これで母がキュリオスレディの忘れ形見でなければ、何の迷いもなく消しなんだが。
ちょっと後ろ髪をひかれつつも、やっぱりスルーが賢明なんだろう。
評価：E
寸評0115 モテックの10 牡
父ハーツクライ
母モテック（母父ラストタイクーン）
落札価格7000万円（セレクトセール2010） 金子真人HG
2011年8月2日執筆
半姉サンテミリオン（オークス）
オークスをアパパネと同着したサンテミリオンの下がアパパネの馬主に買われるとか。
金子真人HGにしてみれば、ディープインパクトと同じ落札価格とか。
色々面白そうな1頭。母15歳時産駒ってのも社台の馬、と考えればギリギリセーフか。
評価：D
寸評0116 エポカローザの10 牡
父フジキセキ
母エポカローザ（母父El Prado）
落札価格3000万円（セレクトセール2010） ランドマーク
2011年8月2日執筆
近親アーバンシー
祖母の妹に名牝アーバンシーという、超がつくレベルの名牝系。
ただ、祖母の分枝はイマイチのようなので、そこまで大きな期待はしかねるか。
一応、春先まで情報を待つ価値はある牝系。
評価：D
<2012年5月8日追記>
まるごとPOG25ページ
馬主：林正道氏 栗東・浅見
コメントからはダート馬としての期待、ってことになるのかな。
ダートでも問題なさそう、なんてコメントがまっさきに来るようではね。
まあ、つぶしが効くのはこの血統の長所でもあるが、POG的には大きな期待はしづらいか。
評価：E
寸評0117 スイートオーキッドの10 牝
父ディープインパクト
母スイートオーキッド（母父Gone West）
落札価格2100万円（セレクトセール2010） 前田幸治氏
2011年8月2日執筆
母はクリスタルC勝ち
母自身はPOG期間内に芝で活躍した馬ではあるがアメリカ特有のダート血統。
産駒は初産駒が勝って以来、3頭JRA未勝利が続いている。
繁殖牝馬としてはPOG云々期待しづらくなってきている1頭で、スルーが賢明か。
一応、ノースヒルズ系なので、春にテンションの高いコメントが出ていたら考えなおそう。
評価：E
寸評0118 ノーザンヴィーナスの10 牡
父グラスワンダー
母ノーザンヴィーナス（母父ノーザンテースト）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月3日執筆
上がそれなりに勝ち上がっているのは事実だが、日高の母15歳時産駒が主取ってのは狙いづらい。
牝系も母の弟にヒダカサイレンスなどがいるが、いわば大物感ばかりの偽物だった。
ちょっと期待しづらい1頭なんじゃないか。
評価：E
寸評0119 デライトポイントの10 牝
父ハーツクライ
母デライトポイント（母父トウカイテイオー）
落札価格1000万円（セレクトセール2010） 大和屋暁氏
2011年8月3日執筆
近親トウカイポイント
自身が一口持った馬の仔を購入したわけか。
これはなかなか一口馬主として胸が熱くなる展開。
母父トウカイテイオーは気性面が不安だが、トウカイポイントの妹の仔ってことで血統面に少し期待しようか。
評価：D
寸評0120 レッドヘリオス 牡
父ゼンノロブロイ
母サンシェル（母父Singspiel）
欠場（セレクトセール2010）
2011年8月3日執筆
近親ジャングルポケット
この馬は2番仔と母は若く、祖母の妹の産駒には日本ダービー馬ジャングルポケットがいる名牝系。
それだけに、欠場というのは残念だが、新たな情報を見て考えてみたいところ。
評価：D
<2012年3月4日追記>
募集価格2400万円（東京TC） 美浦・大久保洋
悪いとまでは言い切れない厩舎に、消しとまでは言い切れない程度の休養期間。
一応、チェックは続けようか。
評価：D
<2012年5月13日追記>
まるごとPOG58ページ
コメントは血統面のみか。
取材、行ったんだろ？
評価：E
寸評0121 マチカネハツシマダの10 牡
父シンボリクリスエス
母マチカネハツシマダ（母父Private Account）
落札価格3100万円（セレクトセール2010） 田原慶子氏
2011年8月4日執筆
半兄ダークシャドウ（エプソムC）
兄に芝・ダートそれぞれの活躍馬がいるし、産駒の勝ち上がり率の高さも魅力で、母の繁殖能力にはかなり期待できそう。
ただ、産駒の活躍時期はPOG向きではないし、母15歳時産駒と高齢になってきた点、POG向きの活躍馬を出せていない父などスルー要素満載。
評価：E
寸評0122 オージーカンパニーの10 牝
父ネオユニヴァース
母オージーカンパニー（母父Catrail）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月4日執筆
安心と実績の主取ファームことパカパカFがこの馬も主取。
母高齢は確かにネオユニヴァース産駒に限ってはあまり気にならなくもある。
それでも、あまり実績を残せていない母、ネオユニヴァース牝馬ってのはマイナス要素で、やっぱりスルー。
評価：E
寸評0123 フサイチミニヨンの10 牡
父チチカステナンゴ
母フサイチミニヨン（母父サンデーサイレンス）
落札価格5400万円（セレクトセール2010） ランドマーク
2011年8月4日執筆
半姉アンブロワーズ、近親フサイチコンコルド・アンライバルド
これは名牝系だし、母自身も産駒実績を残している。
父は母父サンデーと相性の良さそうな新種牡馬だし、これは注目せざるを得ない1頭。
評価：C
<2012年5月22日追記>
競馬王のPOG本103ページ
飛節後腫など、すでにアクシデントもあって遅れ気味。
そういう牝系、でもあるしスルーしていいんじゃないかな。
評価：E
寸評0124 グランドエナジーの10 牡
父ステイゴールド
母グランドエナジー（母父フレンチデピュティ）
落札価格1500万円（セレクトセール2010） 池谷誠一氏
2011年8月4日執筆
半兄ビッグバン（北海道2歳優駿）
交流重賞を勝った兄を含めて、どうも地方向きの力馬タイプの牝系。
父ステイゴールドってのはイマイチ合わないタイプの配合に思える。
うまく強い馬が出たとしても、ダート馬ではPOGで指名する旨みは少ないし。
評価：E
寸評0125 ロージーズシスターの10 牡
父アグネスタキオン
母ロージーズシスター（母父ロイヤルアカデミーⅡ）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月4日執筆
兄姉にJRA勝ち馬がⅠ頭しかいないし、さほど実績がない牝系。
4勝を挙げた兄もPOG期間ということであればイマイチだし、POG向きの活躍を見せる可能性は低そう。
評価：E
寸評0126 ベネンシアドールの10 牝
父ディープインパクト
母ベネンシアドール（母父キングカメハメハ）
落札価格3900万円（セレクトセール2010） 金子真人HG
2011年8月5日執筆
父、母父が金子真人氏の馬、祖母の代表産駒トゥザヴィクトリーをはじめ、祖母の産駒4頭も金子氏が現役時代所有、という純正金子血統。
金子氏純正血統はアパパネも活躍しただけに、この馬にも期待してみよう。
評価：C
<2012年5月7日追記>
まるごとPOG22ページ
馬主：金子真人HG 栗東・角居
ここまでこのラインがカネヒキリくらいしか成功していないのは気がかり。
とはいえ、トップクラスの馬主と厩舎。
それなりに期待度も高そうなコメントで、チェックは継続すべきだろう。
評価：C
寸評0127 ホッカイセレスの10 牡
父ウォーエンブレム
母ホッカイセレス（母父モガミ）
落札価格1700万円（セレクトセール2010） 小林仁幸氏
2011年8月5日執筆
母父モガミは血を汚すなんて言われた気性難な血統。
というか、母父モガミなんて古過ぎてどうせ母高齢……
母20歳時産駒で産駒の稼ぎ頭の賞金が2000万円台ではスルーしかあるまい。
評価：E
寸評0128 ルスナイクリスティの10 牡
父マンハッタンカフェ
母ルスナイクリスティ（母父リンドシェーバー）
欠場（セレクトセール2010）
2011年8月5日執筆
セレクトセール欠場後、どうなったか分からん。
上4頭全て抹消されて、勝ち上がりが1勝馬1頭だけ、ってのは狙いづらい。
評価：E
寸評0129 クレヨンルージュの10 牡
父シンボリクリスエス
母クレヨンルージュ（母父フジキセキ）
落札価格1450万円（セレクトセール2010） 亀井哲也氏
2011年8月5日執筆
シンボリクリスエスに母父サンデー系ってのは狙いづらい。
ましてダート馬の母、ではダート馬だろうから更に減点。
評価：E
寸評0130 チャップアップの10 牡
父ダイワメジャー
母チャップアップ（母父Langfuhr）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月5日執筆
どうやらセレクトセール2011で落札された模様。
ってことで2011編に回そう。
評価：D
<2011年11月8日追記>
落札価格2000万円（セレクトセール2011） 一村哲也氏
持込の下で、現在新種牡馬としてかなり結果を出しているダイワメジャー産駒。
厩舎も白井との話もあっていいところに入りそうだし、一応チェックはしておくべきだろう。
評価：D
寸評0131 オネストリーダーリンの10 牡
父アグネスタキオン
母オネストリーダーリン（母父Kingmambo）
落札価格4500万円（セレクトセール2010） 栄進堂
2011年8月5日執筆
近親ゴールドアリュール
ゴールドアリュールのいとこに当たるのか。
血統的には芝でもやれていいし、それなりにお値段付いているあたり、評価はできそうな1頭。
現2歳の姉が早期デビュー、馬主が栄進堂ってあたり速攻決めてくれそうな予感もある。
評価：D
寸評0132 キーブギーの10 牡
父フジキセキ
母キーブギー（母父Lyphard）
落札価格2000万円（セレクトセール2010） 大川徹氏
2011年8月5日執筆
近親ダンスインザダーク
この牝系自体は日本でも活躍しているが、母の産駒、というとイマイチ。
かなりの大物と言われた兄スマートロビンも鳴かず飛ばずだったことを考えれば、大物感あっても指名しづらい。
そもそも、POG向きの活躍馬、ってのを生産してくる牧場でもなく無条件でスルーしてよさそう。
評価：E
寸評0133 ウィンドサイレンスの10 牝
父スペシャルウィーク
母ウィンドサイレンス（母父A.P. Indy）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月5日執筆
社台Fの生産馬がセレクトセールで主取ってあたりちょっと信頼しづらい。
社台系の中でも相当下位評価、とみられる1頭だけにスルーしておこう。
評価：E
<2011年11月28日追記>
募集価格1600万円（社台TC） 栗東・松元茂
募集価格、厩舎とも特筆すべきものを見いだせない。
評価を覆す何かを持っているか、と言われたら微妙。
評価：E
寸評0134 ダディーズシューズの10 牡
父ハーツクライ
母ダディーズシューズ（母父サクラユタカオー）
落札価格1200万円（セレクトセール2010） 猪熊広次氏
2011年8月5日執筆
半兄ダディーズドリーム
上が活躍したのはずいぶん前の話だし、母18歳時産駒。
これはスルー対象。
評価：E
寸評0135 アクションスター 牡
父アグネスタキオン
母レディオブヴェニス（母父Loup Solitaire）
落札価格3800万円（セレクトセール2010） 福井明氏
2011年8月5日執筆
母は日本馬3頭が出走したキャッシュコールマイルの勝ち馬。
つまり、キストゥヘヴン・ディアデラノビア・コイウタあたりよりアメリカで走れば少なくとも上、という競走能力。
それだけに、輸入されて最初の産駒ってのはちょっと期待してみよう。
評価：D
<2012年5月10日追記>
まるごとPOG33ページ
馬主：福井明氏 栗東・音無
期待の血統だし、期待できそうな厩舎。
これは要チェックや。
評価：C
<2012年5月22日追記>
競馬王のPOG本 109ページ
遅生まれで成長が遅めとのこと。
POG的にはスルーしてよさそう。
評価：E
寸評0136 レイズアンドコールの10 牡
父スペシャルウィーク
母レイズアンドコール（母父サクラバクシンオー）
落札価格1800万円（セレクトセール2010） 小林仁幸氏
2011年8月6日執筆
結果が出ていない「母父サクラバクシンオー」これはスルー対象。
母父サクラバクシンオーは消しの一手
http://fuegum.shin-gen.jp/toranomaki0006.html
評価：E
寸評0137 ミスペンバリーの10 牝
父ダイワメジャー
母ミスペンバリー（母父Montjeu）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月6日執筆
上2頭が広尾Rの募集馬になったように、どこかで募集されるんじゃないか。
とりあえず、今後の情報を待ってみよう。
評価：D
<2012年3月21日追記>
募集価格2200万円（広尾TC） 栗東・藤原英
セールの売れ残りだし、調教を休んでいるあたりも、体質面の弱さを表していそう。
上2頭のディープインパクト産駒もイマイチだし、スルーしていいだろう。
評価：E
寸評0138 ゴールドオアシスの10 牡
父ゴールドアリュール
母ゴールドオアシス（母父アフリート）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月6日執筆
父は芝で通用する馬も出すが、基本的にダート向きの種牡馬。
この配合だと、どう転んでもダート馬にしかならない予感。
となると、POGではスルーが賢明だろう。
評価：E
寸評0139 ルビーマイディアの10 牡
父サクラバクシンオー
母ルビーマイディア（母父Gone West）
落札価格1500万円（セレクトセール2010） 馬場幸夫氏
2011年8月6日執筆
全兄アドマイヤカリブ3着函館2歳S
兄も2歳戦から活躍したように、ソコソコ堅実な血統。
ただ、兄との歳の差が7、母15歳時産駒ということで兄以上は狙いづらい。
POG的にも、よほど早期に時計を出しているとか無い限りスルーでいい。
時計の裏付けがある場合には別途検討対象になるはずだし、今回は消しで。
評価：E
寸評0140 スパークルジュエルの10 牡
父アグネスタキオン
母スパークルジュエル（母父Unbridled’s Song）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月6日執筆
輸入牝馬の3番仔で、一応上も勝ち上がり、夏の2歳重賞では一番人気にも推された。
無視しきれない血統ではあるんだが、ここでは主取か。
一応、追加情報を待ってみよう。
評価：D
寸評0141 チャッターリップスの10 牝
父マンハッタンカフェ
母チャッターリップス（母父リファーズウィッシュ）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月6日執筆
母の産駒は下級条件クラスの馬しかいないし、既に15歳時産駒。
社台系生産でセレクトセールでの主取ってのも印象悪いし、これはスルー対象。
評価：E
寸評0142 ドルスクの10 牡
父フジキセキ
母ドルスク（母父Danzig）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月6日執筆
半兄ミレニアムバイオ（種牡馬）
ミレニアムバイオの弟、ってことで血統は悪くないんだろうが。
ミレニアムバイオとは一回り違う年齢差が気がかり、というか母22歳時産駒というのは一発で消しというレベル。
評価：E
寸評0143 シーズインクルーデッドの10 牝
父ダイワメジャー
母シーズインクルーデッド（母父Include）
落札価格1550万円（セレクトセール2010） 近藤英子氏
2011年8月6日執筆
父も母もまだ未知数の所があるだけに、一応今後も様子見というスタンス。
馬主が一応有力どころだけに、情報も出てくるだろう。
評価：D
<2012年5月18日執筆>
まるごとPOG110ページ
馬主：近藤英子氏 栗東・中尾秀
この厩舎、ってことは一枚落ちるところだな。
氏の期待馬なら音無あたりに入るはず。
評価：E
寸評0144 フサイチヨーコの10 牡
父メイショウサムソン
母フサイチヨーコ（母父アンバーシャダイ）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月6日執筆
近親フジキセキ
主取の後、どうやら血統登録も申し込まれていない模様。
ということは、不慮の事故があった可能性が高い。
評価：Z
寸評0145 タイキシフォンの10 牝
父ネオユニヴァース
母タイキシフォン（母父Red Ransom）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月6日執筆
近親タイキシャトル
セレクトセール2011にも上場された模様。続きは後ほど。
評価：D
<2011年11月4日執筆>
主取（セレクトセール2011）
連続主取か。期待しづらいな。スルーでいいや。
評価：E
寸評0146 ポップチャートの10 牡
父ジャングルポケット
母ポップチャート（母父アフリート）
落札価格1700万円（セレクトセール2010） 丸山担氏
2011年8月9日執筆
近親ポップロック（種牡馬）
母の兄にチェコで種牡馬入りしたポップロックなどがいる良血。
ポップロック自身は早熟イメージがないが、母の妹が今年重賞2着2回などPOG期間での活躍を見せた。
今後の情報が少なそうな個人馬主に行ってしまったのは微妙だが、それでもなにか情報が出てくるようなら楽しみと言えそうだ。
評価：D
<2012年5月19日追記>
まるごとPOG159ページ
ダート向きの印象、か。芝でも、とは言うが、こういう時はスルーが賢明。
評価：E
寸評0147 ヴィアラクテアの10 牡
父キングカメハメハ
母ヴィアラクテア（母父アグネスタキオン）
落札価格5300万円（セレクトセール2010） ダノックス
2011年8月9日執筆
近親ダイヤモンドビコー
母の姉は確かに活躍馬だが、その他は全く鳴かず飛ばずの牝系。
それだけに、最近はPOGでも敬遠気味となりつつある牝系だし、母父アグネスタキオンってのも全く結果が出ていない。
馬主がダノックスってのも嫌だし、スルーで良さそう。
評価：E
寸評0148 ベラミアモーレの10 牝
父ディープインパクト
母ベラミアモーレ（母父Storm Cat）
落札価格2800万円（セレクトセール2010） 永井啓弐氏
2011年8月9日執筆
3勝を挙げている姉も含めて、どうも勝ち味に遅い血統。
デビュー時期などから見れば姉たちもPOG向きというタイプではなく、狙いづらい。
産駒の勝ち上がり率の高さを見れば、馬主としてはソコソコ期待できる馬なんだろうが。
評価：E
寸評0149 ピアレスベルの10 牡
父キングカメハメハ
母ピアレスベル（母父アグネスタキオン）
落札価格4000万円（セレクトセール2010） 久米田正明氏
2011年8月9日執筆
近親フサイチリシャール
これも母父アグネスタキオンか。
ただ、現2歳あたりから母父アグネスタキオンも頭数が増えてきて、新たな傾向が出そうな気はしている。
寸評0147と同配合から狙うなら、個人的にもフサイチリシャールでPOGを勝たせてもらった牝系、馬主の創業地が実家と同じ町内だったりするこちらの馬のほうをチェックすることにしていきたい。
評価：D
寸評0150 パルムドールⅡの10 牝
父アグネスタキオン
母パルムドールⅡ（母父Sadler’s Wells）
主取（セレクトセール2010）
2011年8月9日執筆
面白そうな血統だが、netkeibaでこの血統の表示がバグっている。
主取だし、近親に活躍馬もいないからスルーでいいんだが、表示は直しておいて欲しい。
評価：E